イランと5+1諸国の貿易量、12%増加
2010年10月18日付 Jam-e Jam 紙

イランと5+1諸国(米・英・仏・独・中・露)との貿易量が、制裁強化にもかかわらず、昨年〔上〕半期の83億ドルから、今年度〔上半期〕に入って12%増加し、93億ドルになった。〔※イラン暦は3月21日が正月〕

 ファールス通信によると、今年度上半期におけるイランと上記6カ国との貿易量を昨年同時期と比較したところ、これらの国々による対イラン制裁強化をめぐる西側メディアの大規模なプロパガンダにもかかわらず、貿易量は減少しなかったばかりか、むしろ約12%増加したことが分かった。

 この報道によると、これら6カ国とイランの貿易量は昨年上半期には83億2200万ドルだったが、この数字は今年上半期では93億3700万ドル、率にして12.2%増加したという。

 今年の上半期、イランの輸出重量は、中国・米国・ドイツの三カ国に対しては増加、フランス・英国・ロシアの三カ国に対しては減少した。他方、イランの輸出額はロシアを除く5カ国に対して増加した。

 また輸入においても、ロシア・米国・英国・ドイツからの輸入重量は減少し、中国・フランスからのそれは増加した。額についても同様に、中国・フランスからの輸入額は増加した。

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( 翻訳者:塩尻菜穂子 )
( 記事ID:20506 )