新生児への100万トマーン給付計画は違法:国会調査センターが判断
2010年10月23日付 Jam-e Jam 紙
計算によれば、上記の決定によって、政府は今後20年間で754兆リヤール[※約6兆円]を支払う義務を負うことになる。そのため、上記の計画に関する政府提案は、本質的に現政権だけでなく、今後の各政権に対しても多くの責任を負わせるものであり、イラン・イスラーム共和国憲法によれば、こうした決定は国会の専権事項に属するものである。
他方、こうした計画を〔国会の可決を経ずに〕政府決定というかたちで実施することは、公共監査法案や憲法第44条一般政策実施法など、財政関連の諸法規に含まれているさまざまな事項とも矛盾するものである。
( 翻訳者:鳥光真理子 )
( 記事ID:20526 )