禿げていると、警察官に採用されない!―警察新採用基準
2010年10月29日付 Radikal 紙


警察官候補に求められる身体特徴に新基準が導入された。なぜならば記憶に残りやすい外見をもたない人物が必要だからだ。例えば、今後は頭の上の方が半分禿げている者、あるいは頭頂部が禿げている者は警察官に採用されない。

警察官は簡単に記憶に残る身体的特徴を持っていないことが必要である。警察総局はこの目的で、警察官候補に求められる身体的特徴を新たに定めた。 新しい採用基準によれば、頭の上の方が半分禿げている者、頭頂部が禿げている者は、警察官には採用されない。

警察総局は、髪型に関する分類を写真付きの例と共に試験委員会に報告した。 警察官の採用にあたっては歯並びも重要な要素となる。そのため上顎(あご)に対して下顎が3mm以上後退している(出っ歯の)候補者、また上顎に対して下顎が6mm以上前方に突出している(受け口の)候補者、顎の咬み合わせが5mm以上ずれている候補者は警察総局の基準外となった。

入墨のある者、5メートル離れてみた際に人物が特定できるような特徴を顔に持つ者も警察官として受け入れられない。同じように口蓋裂や唇を手術した者も採用面接でふるい落とされる。胸や背中に自傷行為の痕や名前や図形を描いた痕のある者も面接を通らない。腕や脚、手に同じような傷痕が見られる候補者も警察官にはなれない。

上半身、下半身を問わず、体のどこかの部分にピアシングによる金属物を付けた者も(警察の)紺色の制服を着ることはできない。瞼の陥没や斜視、虹彩の色が異なる人、瞼に手術跡がある候補者や耳が変形している候補者も警察官にはなれない。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:20535 )