イスタンブル市、60階建て市庁舎建設へ
2010年10月30日付 Radikal 紙

■イスタンブル市の60階建ての新市庁舎をご存知ですか?

2大陸にまたがり、人口1600万を擁する、世界で最も重要な都市の一つであるイスタンブル。その市政を50年間治めてきたイスタンブル広域市庁舎がこのたび移転する。

■ヒュッリイェト紙ファトマ・アクス記者の取材

建設計画の変更は、イスタンブル広域市議会で今月(2010年11月)、全会一致で承認された。新たな計画によると、ファーティフ区サラチハーネ地区の本庁舎、メルテル地区の支部庁舎が、建築家エルオール・クズバシュオール氏が計画し、セイランテペに建設予定の60階建て「機能的なビル」に移転される。予算は2億4千万リラ(約139億円)、2年で完成する予定だという。またイスタンブル水道局とIETT(イスタンブル電気・トラム・地下鉄公社)を含む合計25の企業や役所が一つ屋根の下に集まることになる。空き家になる現在のビルは売りに出される予定だ。。

■ガラタサライのおとなりさんに

IBB(イスタンブル広域市)本庁舎は、60階建て227メートル、アンテナ部分を入れると298メートルの高さになる予定だ。新庁舎はガラタサライのアスランテペ・スタジアムの南西方向に建設される。地下にある地下鉄セイランテペ駅に第4レヴェント-ハジオスマン線が乗り入れることにより、最終的には、市庁舎ビルに地下鉄でいくことが可能となる予定だ。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:20549 )