公務員教育職試験、実施
2010年10月31日付 Yeni Safak 紙

公務員選抜試験(KPSS)の問題漏洩事件で無効とされ、新たに準備された公務員教育職試験が、31日午前9時半に開始された。

大学入試センター (ÖSYM)によって、試験はトルコ国内の81の県庁所在地と北キプロス・トルコ共和国のレフコシャで行われている。合計931の建物の、1万2647の会場で実施された試験を、教職志望の29万4909人が受験している。試験の実施にあたっては、警備員を除く4万800人の大学入試センター職員が対応している。

設問数は120で、試験時間は150分である。

無効とされた前回の公務員選抜試験教育職試験で、100問以上正解して高得点を取った受験者は、その時に受験した都市とは別の都市で受験している。大学入試センターは、今回の試験で厳重な警備をしいた。受験者は試験会場に入る際に、警官によって衣服を手と探知機でチェックされる。また受験者は、時計から指輪、ネックレス、髪飾りに至るまで、装飾品の着用は一切認められず、私物の持ち込みもすべて禁止された。
頭にスカーフを巻いた受験者も、探知機で頭部をチェックされてから、試験会場に入った。

大学入試センターは受験者に対して私物の持ち込みを全面的に禁止し、試験会場で受験者用の鉛筆、消ゴム、鉛筆削り、飴、水、ちり紙の入ったセットを配布した。(時計の持ち込みが禁止されたため)会場の壁には時計がかけられた。

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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:20560 )