トルコ・アイス、上海万博で大人気
2010年11月01日付 Yeni Safak 紙


2010上海万博のトルコ館に大勢の中国の人々が押し寄せている。特に中国テレビの取材を受けたマラシュ・アイスクリームは大人気で、お隣のギリシャがやっかむほどだ。

2010上海万博のトルコ館でアイスクリーム・ショーで中国の人々を魅了し、「アイスクリームおじさん」の愛称で知られるまでになったマラシュ出身のアリーハン・タンルヴェルディさんは、「万博の星」となった。

■こんなものは見たことがない!

万博の来場者は、タンルヴェルディさんのショーを見、マラシュ・アイスクリームを食べるため、トルコ館に押し寄せている。このため、アイスクリームを買う人の行列はとなりのパビリオンにまで続いている。中国の人々はこのショーを気に入っていると語るタンルヴェルディさんは、次のように続けた。

「こんなの見たことがない、といっています。私のような元気な人間をみると、びっくりするようです。できるだけのことをしていますが、大行列です。あまりの大行列に、となりのパビリオンの人が、「何をやっているの?なにか、ただで配っているの?」と聞くほどです。向いのパビリオンとの人気の差は、とても大きいです。ギリシャ館とも、段違い。だって、行列があって混雑していると、人はそこにさらにやってくるからです。なんとかパビリオンの中に入れようとするのですが、なかなかうまくいきません。大混雑です。おかげでとてもいい気分です。私たちは中国人を愛しています、彼らも私たちを愛してくれています。」

■うらやましがられた

時には18時間も働き、いつも明るいタンルヴェルディさんは、中国テレビの取材も受けた。中国人は、彼を「アイスクリームおじさん」とよんでいる。タンルヴェルディさんは、トルコ館を訪れたトルコのアフメト・ダヴトオール外相とその随行員にもアイスクリームを御馳走し、記念写真をとった。タンルヴェルディさんは、ダヴトオール外相の手にキスをし、「神の御加護がありますように」と感謝の意を述べた。

上海万博は今日(11月1日)閉会する。トルコ館への入場者は約750万人にのぼった。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:20568 )