パレスチナとアラブ諸国、入植凍結に関するアメリカからの回答待ち
2010年11月03日付 Al-Ahram 紙

■ 次回のアラブ・フォローアップ委員会で入植地をめぐるアメリカ側の回答を協議

2010年11月03日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)アラブ面

【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー記者】
【ガザ:各通信社】

 パレスチナ大統領府のナビール・アブールダイナ報道官は、「次回のアラブ・フォローアップ委員会は、入植凍結問題に関してイスラエルに対して行われているアメリカの尽力についてのアメリカ側からの回答を話し合うために、来週水曜日に開催される可能性がある」と述べた。

 ルダイナ報道官は、「そのアメリカ側からの回答次第で、パレスチナおよびアラブ側の今後の動きが決まる」と指摘し、「アラブ側が米政権に与えた猶予期間が終わる今月8日までに、アメリカからの回答がある事をパレスチナ側は期待している」と述べた。

 パレスチナ自治政府の活動としては、マフムード・アッバース大統領が数時間のうちに湾岸諸国歴訪の最初の訪問地となるクウェートに到着し、その後バハレーンとアラブ首長国連邦にも足を延ばす。アッバース大統領はこれらの国々の指導者と公式会談を行い、直接交渉の破綻を防ぐために入植地問題で解決に至るよう米国にアラブ連盟が与えた猶予期間の期限が近づきつつあることを踏まえつつ、イスラエルとの直接交渉を中心に協議する。

 また、占領下エルサレムではイスラエルのエフード・バラク国防大臣が、アメリカの中間選挙後には、イスラエル・パレスチナ交渉がアメリカ政府のアジェンダの中心になるだろうと述べた。次いでバラク大臣は、パレスチナ人との真の交渉実施に向けて前進する方法をイスラエルは見出さねばならないとの自らの見解を明らかにした。

 占領下パレスチナでほぼ日常的に繰り返されているイスラエルの侵犯行為についていえば、個人の権利防衛センタ―と、人権分野で活動するイスラエルの団体「B’Tselem」が発表したレポートで、パレスチナ人収監者に対してイスラエル総保安局(シャバク)がイスラエル政府の庇護と監視の下でシステマチックに処罰や拷問を行うという政策が暴露された。

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( 翻訳者:深澤碧 )
( 記事ID:20645 )