エルドアン首相、バングラディシュでトルコ人学校を訪問
2010年11月14日付 Zaman 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、バングラデッシュ訪問の最後に1996年に作られた550人の生徒が教育を受けている国際トルコ希望学校(注)を訪問した。

エルドアンは、ここで「何千キロも遠いが心情的にはとても近いこの地で、あなたたちと一緒にいることに感動しています。学校の建設に携わりここに貢献した全ての人々と子供たちを目の前にし、皆さんを祝福します」と述べた。

学校の訪問すると花で迎えられたエルドアン首相は、学生たちに「元気ですか」という質問を向けた。その後、学校の庭で行われたセレモニーに移り、プログラムは、バングラデッシュの学生によって構成されたコーラスによるトルコ国歌とバングラデッシュ国歌ではじまった。

バングラデッシュの学生たちは、その後、トルコ語の詩を読み歌を歌った。この間、エルドアン首相にもサプライズが行われ、スクリーンでエルドアン首相が詩人ネジェップ・ファズル・クサキュレクの「私の心はイスタンブル」という詩を詠むビデオが流された。この瞬間、エルドアン首相、その妻エミネ・エルドアンと国務大臣兼副大統領のアリ・ババジャン、エネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズが感動しているのが見受けられた。

バングラデッシュの学生のマリハ・ムスタファさんは、エルドアン首相が第一連を読んだ詩の残りを続けた。ファルザニ・スドゥクさんが歌ったトルコ音楽に続いて、エルドアン首相が話をした。

■私は感動した

エルドアン首相は、今回の出会いが自分にとってとても意味のあるものになったこととし、次のように話した。

「何千キロメートルも離れているのに心情的にはとても近いこの地で、あなたたちと一緒に過ごせたことにとても感動しています。学校の建築に携わり貢献した人々と子供たちを目の前にし、皆さんを祝福します。神が創造したもっとも栄誉ある存在である人間に、このような投資をされたことに対し、別途祝福の言葉を送ります。学生たちは、トルコ国歌とバングラデッシュ国歌を歌いました。努力をすれば、何が可能になるかをここで見ることができました。ここでは、トルコとバングラデッシュの兄弟が同じ目標を持っています。この光景をみて、とてもうれしく思いました。」

(訳者注)フェトゥフッラー・ギュレン系の組織が国際的に展開している学校のひとつ

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:20683 )