民族派、アヤ・ソフィアでバイラム礼拝決行の報に、厳重警備
2010年11月16日付 Milliyet 紙


アヤソフィアの前で、バイラム礼拝

(民族右派の)アルペレン協会が、アヤ・ソフィアでバイラム礼拝を行うと発表したのを受けて、警察は早朝からアヤ・ソフィア周辺において広範囲な厳重警備をしいた。

早朝5時より、アヤ・ソフィア博物館は、まるごと鉄のバリケードの警備に囲まれた。博物館の前には、複数の機動隊部隊とTOMAとよばれる装甲車も待機した。礼拝時間が近づくにつれ、アヤ・ソフィアの前に集まり始めたアルペレン協会のメンバー達は、セジャーデ(礼拝用の絨毯)を手に抱え、礼拝時間を待った。アルペレン協会イスタンブル県支部長のギュヴェン・フザルジュ氏を含むこのグループは、その後所持していたセジャーデを敷いてバイラムの礼拝を行った。

フザルジュ氏は「私たちがアヤ・ソフィア博物館で礼拝を行う許可を得るために行った公的な働きかけを、一NGOとして、再度アピールするために集まりました。私たちは、NGOとして、また国民の内なる良心の声として、私たちが行ってきた戦いのなかで、あらゆる機会を使用して、今日アヤ・ソフィア博物館が礼拝のために開放される必要があると主張してきました。しかしながら、残念ながら、この土地においてイスタンブル征服の象徴であるアヤ・ソフィアモスクが、別の人々によって、教会に転用されるための様々な働きかけが行われています」と語った。声明の後、集団はしばらくの間、「アッラー・アクバル」と叫び、そしてセジャーデを片付けて解散した。

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( 翻訳者:濱田裕樹 )
( 記事ID:20699 )