「緑の運動」派はどこにいったのか?
2010年11月10日付 Jam-e Jam 紙

反革命派の活動家であるアクバル・ギャンジーはある記事で、「緑の運動」〔※2009年大統領選を不正選挙だとして批判しているグループ〕の実在性を主張する議論には根拠がないと指摘した。

 ギャンジーは記事の中で、「《緑の運動》なる表現を口にする人たちは、《運動》という語を正確にいかなる意味で用いているのか、明らかにするべきだ」と主張している。

 ファールス通信によれば、反革命派の活動家である彼はさらに、「我々は無限だ」なるスローガンを一笑に付した上で、《緑の運動》派は、自分たちは無限だと繰り返し主張してはいるものの、これといった集団行動を起こそうとはしていない、と指摘している。

 ギャンジーは記事の終わりで、「なぜ専門家は《緑の運動》の社会的ネットワークの実在性について疑問に思ってはいけないのか」と問いを提示した上で、「なぜ中立的な立場にいる観察者は、次のように言ってはいけないのか。すなわち、弾圧者がいなければメンバーの5%も政治的プロテストに動員することができないような無数に分散化したネットワークには、客観的実在性など存在しないのではないだろうか、と」と明言した。

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( 翻訳者:山本和代 )
( 記事ID:20707 )