海水浴可能です―ボドゥルム33度、アンタリヤ・ケメル37度!
2010年11月19日付 Milliyet 紙


ムーラ県ボドルムへ、クルバンバイラム(犠牲祭)後の休暇を過ごすべく訪れた人々は、夏に戻ったかのような気候を楽しんだ。ボドルムでは、最高気温が33度まで上がった。ボドルムでは海水温度が24度となり、訪れた観光客はビーチに押し寄せた。桟橋から海へと飛び込み、何時間もの間海水浴を楽しむ観光客でにぎわいを見せた海水浴場は、さながら夏のワンシーンを思い起こさせた。クムバフチェとパシャタルラスのビーチは観光客の姿で埋まった。

 ダイアモンド・オブ・ボドルムホテルのビーチで日光浴と海水浴を楽しむ観光客の中には、温度計で気温を測る人もいた。温度計は午後2時に33度を表示した。イスタンブルから休暇に訪れていた、コチ大学で生物学を専攻する大学一年生のブルジュ・ギョズデ・ビロル(19)は、妹のガムゼ・ビロル(14)と温度計を手に取り、「日曜日にイスタンブルに帰るのが惜しくてたまらないです。本当にお天気と気温に恵まれました。この陽気のお陰で休暇の間中、妹やほかの家族と一緒に海岸で日光浴をしたり海水浴をして過ごせました」と語った。ホテルの総支配人であるアリジャン・デエル氏もまた、この休暇の間、ホテルの集客率が90%を超える盛況を見せたことを明かした。デエル氏は、「11月の中旬に30度を超える気温が観測されたことで、国内のツーリストの来訪が例年の2倍近くになりました。バイラム休暇に合わせた我々のキャンペーンを利用して、多くのお客様がイスタンブルやアンカラからボドルムへと足を運んでいただき、当ホテルのビーチも満員御礼です。お越しいただいたほとんど全てのお客様に、海水浴と日光浴をお楽しみいただけたと思います。当ホテルは冬季も営業いたします。今回のバイラム休暇は、お客様にとっても、我々ホテル業界に従事するものにとっても実りの多いものでした」と語った。ボドルムでは、来週の中ごろまでこの陽気が続く見込みで、それ以降は雨となることが予想されている。

ケメルでも37度を観測

アンタリヤ県のケメル州では、日中の最高気温が37度と観測された。ケメルでも観光に訪れた人々が海に押し寄せた。

国内のほかの地域でも例年以上の気温が観測される中、アンタリヤのケメルでもその影響がみられた。夏日が続くケメルでは、森林地域総局の発表によると、日中の気温で37度が観測され、湿度は23%となった。
天気がよく、高い気温の恩恵を受けたツーリストと、クルバンバイラム休暇を過ごす人々でアイウシュウとケメルハルクの海水浴場は埋まった。
トルコ人観光客のほか、ドイツやベルギー、ノルウェー、ウクライナなど各国からの観光客も海に入り、夏のような気候を堪能した。

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( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:20733 )