アフマディーネジャード「われわれは世界のあらゆる抑圧的関係の変革を目指す」
2010年11月03日付 Mardomsalari 紙
マフムード・アフマディーネジャード大統領は、雨降る秋のロレスターン地方で行われた「ホッラムアーバード=ポレザール」間フリーウェーの開通式典に出席し、「イランの国家建設と諸国民のための抵抗、そして真理と清らかさと唯一神信仰を通じて、世界のあらゆる抑圧的関係を変革していくことが、われわれには可能だ」と語った。
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大統領は続けて、次のように述べた。
「抑圧者たち・覇権主義者たちは百年以上もの間、きわめて複雑な宣伝手法を使って、「進歩と幸福と名誉は、抑圧者たちに従属することなくして不可能だ」などという意識を〔第三世界の被抑圧者たちに〕刷り込もうとしてきた。実際、彼ら抑圧者たちは自らが設計した仕組みから離れて、〔世界の〕諸国民が合理的かつ自由な行動を起こし、〔進歩の〕頂を征服することなどあり得ないことだ、などと勝手に想像をたくましくしてきたのだ。
しかし今日、イラン国民はこの悪魔的支配・信仰を打ち砕いた。純粋なイスラーム文化をモデルとし、イランに根を下ろして、イラン国民の心と思想の奥深くに浸透した「イラン・モデル」こそ、至高のモデルにして諸国民救済の道として、〔世界中で〕取り上げられているのである」。
大統領は「イラン〔という理想〕のすべてを作ろう」と語りかけ、「『イランを作る』ことは、愛、信仰、自己犠牲の精神によってのみ可能だ。人民の間に共感と愛の精神が生まれることなくして、一国民が名誉と進歩と幸福の頂を征服することなど、不可能だ」と語った。
大統領はまた、「われわれは互いに愛し合わねばならない。互いを尊敬し合い、自らの喜びと幸福を他者の喜びと幸福の中に見つけようとしなければならない」と述べた。
アフマディーネジャード氏は「イランの国家建設と諸国民のための抵抗、そして真理と清らかさと唯一神信仰を通じて、世界のあらゆる抑圧的関係を変革していくことが、われわれには可能だ」とした上で、「手に手をとり合い、心を一つにして、愛をもって進めば、進歩の頂を乗り越え、不可能なことも魔法のように成し遂げることができると、私は確信している」と語った。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:20754 )