共和人民党イズミル支部は、イスタンブル科学文化財団がバルチョヴァ温泉施設のセミナーサロンで開催した「光の書簡の誕生と出版の歳月―ベディウッザマン展覧会」に反感を示した。
共和人民党イズミル支部長ルファト・ナルバントオールは、県特別行政体が所有するバルチョヴァ温泉施設で行われた「光の書簡の誕生と出版の歳月―ベディウッザマン展覧会」に関して次のように話した。
「特別行政体が所有するバルチョヴァ温泉施設の利用予約の段階で、同施設にどんな目的で利用するかについて提出された情報以外の事が行われたこと、昨晩サイド・ヌルスィーに関する写真の展覧会が開かれることをそこに掲げられた巨大な看板によって私たちは知った。関係者たちは、イスタンブル科学振興財団がこれについて何の情報も知らされなかったと述べた。夜に知事と私たちは会談した。この展覧は、開催形式の点からキャンセルされるべきであり、同施設もそのように考えていると伝えた。しかし、知事は、「同施設は商業施設である。契約は取り交わされたので、履行しなければならない」と述べた。私たちは、特別行政体が所有する施設は商業施設であるとは考えていない。この点で、なんらの連絡もなしに展覧会が開催されたこと、そしてその許可が出されたことに共和人民党県支部として抗議する。」
■唯一の権限は知事にある
県議会議長で共和人民党員のセルダル・デイルメンジは、「テルマル社の経営陣が知っていたならば、この展覧会のそこでの開催を許可しなかっただろう。この催しをこの時点でキャンセルできる唯一の権限は知事にある。なぜならその同社の理事長は知事だからである。同社の臨時理事会を唯一召集できるのは知事である。彼の他に権限を持っている者はいない。彼はこの手続きを行わないと述べている」と話した。
■私たちはここを借りた
イスタンブル科学文化財団バルラプラットフォームのコーディネーター、サイド・ユジェは、「公共の場所ではない。ここは一施設である。私達もここを借りた。ここでは、芸術、文化活動が行われている。これがなんであるかを知らずに、サイド・ヌルスィの書いたものや生涯についてなに一つ知らずに、単に感情的にあるいはイデオロギー的に判断を下すのは正当ではない」と述べた。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:20803 )