タヴァッコリー議員、議員の国会での投票率の低さに苦言
2010年11月28日付 Jam-e Jam 紙

テヘラン選出の国会議員であるアフマド・タヴァッコリー氏は、国会内規で認められた発言のなかで、昨日の議会で行われた投票への議員らの投票率の低さを批判し、「〔出席〕議員のうち24%が投票に参加しないようでは、国会の威信にかかわる」と苦言を呈した。

 ファールス通信によると、アフマド・タヴァッコリー氏は昨日午前の会議で、国会内規で認められた発言のなかで、議会の現行の運営方法について批判し、「最近国会で行われた18件の投票で、〔平均して〕約46名もの議員が投票に参加していない」と指摘した。

 同氏は、最近の公開本会議に出席した議員の約24%が投票に不参加だったことを批判した上で、「〔国会の〕内規は、いかなる提案に対しても賛成・反対を表明するよう〔議員らに〕求めているが、それはその過程で、議員が議題に関心を持ち、正しい投票を行うことを期待してのことだ」と述べた。

 タヴァッコリー氏はその上で、「〔出席〕議員の24パーセントもが投票に参加しないようでは、議会にとっても良い事ではない。なぜなら、時にはその投票結果次第で大きな損害がもたらされたり、大きな利益が失われたりすることもあるからだ」と指摘した。

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( 翻訳者:加藤祐大 )
( 記事ID:20873 )