喪の花輪のはずが・・・―公務員組合連合、年金法案への抗議からぶり
2010年12月14日付 Radikal 紙
公務員組合連合(KESK)の組合員達が、年金法案への抗議のために集まった。彼らは喪の花輪を発注し、それを公正発展党(AKP)の県支部の建物の前に置く予定であった。しかし、花屋は彼らに「鮮やかな」サプライズを行った。
クルクカレ県発―KESKのクルクカレ県支部の一部のグループが、トルコ大国民議会で審議中の「トルバ法案」に抗議した。
クルクカレ・ヒュセイン・キャフヤ公園に集合したKESK加盟の労働組合の組合員達は、スローガンを唱えながら、公園の向かい側にあるAKPのクルクカレ県支部の建物の前まで行進した。
建物の前で、グループを代表してKESKクルクカレ支部プラットフォームの今期の広報担当である教員組合クルクカレ支部長のユクセル・ドアン氏は、TBMMで審議中の、国民の間で「トルバ法案」という通称で知られている「一部納付金の再算定による社会保険・国民健康保険法と関連法および関連政令に関する改正法案」を批判した。ドアン氏は、法案が、労働者の雇用保障を(労働者自身から)奪う道を開くことになり、また公務員の非正規雇用を一般化することになる、と述べた。
声明の後、グループは皆で党の建物入口の前に花輪を置こうとした。(しかし)警察がこれに許可を与えなかったことから、グループを代表して二人の人物が花々で飾り付けられた花輪を、党支部の建物入口の前に置いた。
ドアン支部長は、花輪が花々によって飾られていた理由を語り、「この花輪は花屋のサービス精神の産物です。私たちは黒一色の喪の花輪を注文したのですが、その花屋は花で飾った花輪を作ってしまったのです。もうこれを喪の花輪として受け取って頂きたい」と述べた。
声明を終え、花輪を置いた後、グループは静かに解散した。
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( 翻訳者:濱田裕樹 )
( 記事ID:20968 )