サウジアラビアの不動産プロジェクト総額は4000億ドル
2010年12月13日付 al-Quds al-Arabi 紙
■2010年末にサウジアラビアの不動産プロジェクト総額は4000億米ドルに達する
2010年12月13日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP経済面1面
【リヤド:UPI】
リヤドで一昨日[11日]から開催されている「都市開発・不動産投資のための国際展示会」(Cityscape Riyadh 2010)の参加者らは、サウジアラビアにおける不動産プロジェクトの総額が今年末には約1.5兆リヤル(4000億米ドル)に達すると予測した。一方、シャルキーヤ会議所不動産委員会のアーイド・アル=カフターニー委員長は、同プロジェクトの総額を1.2兆リヤル(3200億米ドル)と見積もった。
サウジ紙が月曜日[13日]に伝えたところによると、国民展示社(National Exhibitions Company)のフサイン・アル=ハーリシー副社長は、同展示会の開会挨拶の中で、同国の不動産部門で実施中の投資プロジェクト総額は今年末には1.5兆リヤル以上に達すると予測した。同副社長によれば、リヤドのプロジェクトのほとんどは、将来的な開発計画の枠組の中で不動産開発部門にますます集中していることから、成長を支える主要な動力源となったという。
ジョーンズラングラサール社のジョン・ハリス代表は、2010年に新たに完成したオフィスの面積の内、およそ20万平米がオフィス物件として市場に出されると見積もりながらも、これらの大部分は駐車場を備え安全上の基準を満たす上で企業が求める典型的な要件を満たすものではないと述べた。また同氏は、リヤドで分譲地として現在用意されている土地面積は270万平米であり、2014年までには300万平米を超えることが望ましいとも語った。
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:松尾愛 )
( 記事ID:21006 )