イスラエル襲撃被害のマーヴィ・マルマラ号、一般公開始まる
2010年12月27日付 Radikal 紙

「マーヴィ・マルマラ号」は、(イスタンブルの)サライブルヌから5月22日に出航し、5月31日に攻撃に遭い昨日(26日)13時10分にイスタンブルに帰港した。同号を見学に訪れた人々は、血痕と弾痕を眺めた。船で亡くなった人びとの写真が殺害場所に置かれているのが見受けられる一方で、元乗組員も見物客を案内した。

人権・自由・人道支援財団(IHH)の報道担当サリーフ・ビリジは、船は一週間見学することができ、多くの希望があれば、見学期間を延長すると述べた。同担当は船にはトルコ国民だけではなく外国人も関心を寄せているとし、「船は、ここでの公開の後、エンジン部分をトゥズラ造船所でメンテナンスを受ける。その際には血と銃弾痕には手をつけない」と述べた。

船の電気系統担当者のスレイマン・オズジャンも、イスラエル軍が船内で武器を見つけるためあらゆる場所を無為に破壊し損害を与えたとし、攻撃後に船はアシュドット港に曳航され、そこでイスラエルの職員が船内の血痕と弾痕の一部を消したと主張した。「マーヴィ・マルマラ号」は、日中11時から18時の間見学することができる。

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:21065 )