データを返して!―被害者、パソコン泥棒に謝礼を提示
2010年12月27日付 Zaman 紙
シヴェレキにある事務所が盗難に遭った弁護士は、「パソコンのデータを返してくれれば」泥棒に2千トルコリラ(約10万5千円)の謝礼を与えると発表した。
入手した情報によると、夜、スアト・カラタシュ通りにあるシェイフムス・イナル弁護士の事務所のドアが破壊され、室内にあった大型テレビとパソコン2台、そして権利証書が盗まれた。
職場に来て異変に気付いたイナル弁護士は、警察に通報した。現場にかけつけた警官は指紋を採取し、捜査を開始した。
イナル弁護士は記者会見で盗難事件が起こり残念であると語り、パソコンなど、盗まれた物の価値よりも、パソコンに入っている仕事や法律関係のデータが自身にとって、より重要なものであると述べた。
イナル弁護士は泥棒に対し、「パソコンにあるデータを返してくれれば」盗ったものは返さなくても構わないし、2千トルコリラの謝礼を与える。訴えることもしない。と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:21067 )