ビルゲ村44人殺害事件の実行犯の一人、刑務所内で自殺
2011年01月05日付 Hurriyet 紙


マルディンのビルゲ村において2009年5月4日に7名の子どもを含む44人が殺害された事件に関する訴訟で44度の終身刑に処されたスレイマン・チェレビ(46歳)が、懲役を受けているスィナン第一F型高等監視刑務所にて昨日(4日)自殺した。

チェレビの遺体は昨日12時半ごろ浴場の窓に掛けられた洗濯用ロープに吊られた状態で発見された。チェレビの遺体の傍にはメモも発見された。しかしメモの内容は明かされなかった。

■「黙らせようとした」

残虐な殺人により親戚を失ったビルゲ村のアブドッゥラフマン・チェレビ村長は、スレイマン・チェレビが殺害されたとの主張を行った。チェレビ村長は、「彼は事件に関する証言を行うつもりであると話していた。事件はまさに解決寸前だった。彼を黙らせようとしたのだ」と話した。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:21122 )