「遅刻者に罰金2リラ!」の警告、イズミルの初等教育学校
2011年01月05日付 Radikal 紙
イズミルのボロノバ郡のシェヒト・テーメン・ムラト・アルスランチュルク初等教育学校では、「生徒の遅刻防止の目的で、遅刻した生徒に2リラ(約110円)の罰金を課している」という。
学校関係者は、当学校には1600名の生徒が在籍しており、多くの生徒が授業に遅刻してくると語った。また関係者は授業に遅刻するのを防止するために学校側は生徒に、「遅刻した者は2リラの罰金をとる」と伝えたと述べ、次のように続けた。
「授業開始前の朝礼で校庭に整列する生徒数は600人でなければならないのに、400人しか見当たらない。生徒達は授業に遅刻してくる。これを防ぐために生徒達にこのように通告した。『遅刻した者から2リラの罰金をとる。』この言葉は遅刻を防ぐための一種のジョークだ。遅刻した生徒からお金をとったことはない。実際に遅刻した何人かの生徒が私達の元にやってきて「先生、お金を渡すのは明日でもいいですか?」と言ったので、彼らの頬にキスをして教室へ戻らせた。私達の目的はお金ではない。しかしこのおかげで遅刻者が7割から8割ほど減少した。」
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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:21123 )