学生と警察の衝突再び―今度は中東工科大
2011年01月05日付 Milliyet 紙


警察の大学への介入に抗議するため、公正発展党(AKP)の党本部へとデモをしようとした学生と警察が衝突した。

警察の大学への介入に抗議するため、様々な大学から500人の学生が中東工科大学のキャンパスに集まり、公正発展党(AKP)の党本部へと行進しようとした。

学生らは「抵抗する」「平等、無償、アカデミックな、母語での教育を望む」と書かれたプラカードを掲げスローガンを叫び、キャンパスの入り口に集まった。

一方で、治安警察および機動隊に所属する多くの警官がキャンパスの入り口にて警戒態勢を取っていた。警察は学生がキャンパスから出るのを防ぐため装甲車で道を塞ぐと、学生らは「抵抗する」と書かれたベニヤ製の盾で大学の入り口にバリケードを築いた。一時バリケードの後ろで待機し様々なスローガンを叫んでいた学生らは、公正発展党本部へと行進を開始した。治安部隊は学生に解散を要求した。警告を無視した学生と機動隊の間で衝突が起こった。

警察のバリケードを越えようとする学生が石や棒で抵抗するのを受け、機動隊は高圧の水をかけ応対した。警察は投石を続ける学生に催涙ガスを吹きかけた。散らばりながらキャンパスへと逃げる学生は、再び集まり警察が警戒している地点にむけ行進を始めた。学生らはここでも警察に投石や棒での抵抗を続けた。警察は高圧の水と催涙ガスで応戦し続けた。

一方で事件をカメラに収めようとした報道関係者も高圧の水と催涙ガスの被害を受けた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:21124 )