「私たちはなぜEU加盟をめざすのか?」テレビコマーシャル放映へ
2011年01月06日付 Radikal 紙
欧州連合事務局(ABGS)は、「私たちはなぜEU加盟を目指すのか?」というよく耳にする国民からの問いに答えるべく、ラジオ・テレビコマーシャルを製作した。
欧州連合事務局(ABGS)によると、コマーシャルはエゲメン・バウシュ国務相兼EU加盟交渉主席担当官自らが綴った書簡とともに、全国区・地方・ローカルのテレビ・ラジオ各局へ送られ、放映を開始した。
EU広報戦略の枠組みにおいて、世論で良く耳にする「EUに入って何になる?」という問いに答える11種類のコマーシャルは、女性の権利に関することから環境、社会的権利から食の安全までEU加盟が我々の日常生活にもたらす具体的な影響を全国民へ浸透させることが目的だと話す。
EU加盟に向けた努力の成果を様々な層へ訴えかけるコマーシャルでは、学生たちがEU加盟国で教育・インターンシップを受けられる可能性が広がること、消費者が畑から食卓までの食の安全を確保できること、トルコ語がEUの公用語の一つとなることに言及している。
また、「どうしてEUなの?」というタイトルの13秒の30のコマーシャルは、トルコの政治・社会・文化・経済分野において如何なる成果が得られるのかという点に答えており、社会の意識の向上を目指している。
これらのコマーシャルは、EU加盟がトルコへもたらす利点を世論に分かりやすい言葉で訴えかけることを目的としており、ラジオ・テレビ高等機構によって「公益放送」に分類されている。
コマーシャルのバックナンバーは、www.abgs.gov.tr で閲覧が可能である。
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:21134 )