メルスィンで行われた「母語による教育」を求めるデモ行進に対し、一人がトルコ国旗を掲げて抗議したことから騒動に発展した。
平和民主党(BDP)県支部の前に集まった女性や子どもを中心とした団体が、プラカードを掲げスローガンを叫びながらアタテュルク通りの市役所まで行進した。そこに、通りに駐車していた軽トラックに登ったS.Ö.という者がトルコ国旗を掲げて抗議を示した。
S.Ö.のもとに向かった一部のデモ参加者を、周辺の警備を担当していた警官、党関係者、そして周囲の住民がとりなした。その後、警官らはS.Ö.を現場から遠ざけた。
団体を代表して、ベドゥリエ・ビュクテさんがクルド語でマスコミに訴えた後、一人の少女が授業の真似ごとをして子供たちにクルド語を教えた。デモ行進の参加者はその後解散した。
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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:21215 )