小売店主らスーパーの開店に抗議し黒の花輪、送る―アランヤ
2011年01月21日付 Radikal 紙
小売店組合の組合長と組合員はスーパーマーケットの開店に際しその店舗の前に黒い花輪を置き抗議した。
アランヤ小売店組合のヴェリッディン・イェニアルプ組合長と数名の執行部のメンバーは、カドゥパシャ地区クズラルプナル通りで開店したスーパーの前に黒い花輪を置いた。スーパーのオーナーであるギュルテキン・ゲンジェル氏と従業員らがこの状況に干渉しないことが注目されたが、しばらくしてスーパーの責任者が花輪を取り除いた。
開店式に参加した人たちが興味深く眺めたこの出来事の後、スーパーはオーナーによって開店された。アランヤ小売店組合のヴェリッディン・イェニアルプ組合長は黒い花輪を置いたことについて新聞記者らに説明した。同氏は、アランヤではスーパーが55店あるのだが、このことも小売店主らを困難な状況に追い込んでいると述べ、小売店の権利を守り、関係者らにこの問題に関心を持たせるために黒い花輪を置いたと話した。イェニアルプ組合長は、営業中のスーパーとショッピングセンターに対してできることは何もないと語り、少なくとも新店舗の建設を阻止するために全力でもって戦うと話した。
■ 基準に適合した形での許可を与えていない
イェニアルプ組合長は、スーパーの新規開店には明確な基準があるとし、アランヤでこの基準に合致していない店舗に許可が与えられており、このためにアランヤは最も多くのスーパーが開店した場所となっていると述べた。
同組合長は、市長や市議とこの問題について何度も話し合ったが、1つも解決方法を見つけることができなかったと語った。また、アランヤ市議会はスーパーの新規開店に30車両分の駐車場を必須条件としているが、これも実施されていないとし、郡では小店舗が守られていないと主張した。
イェニアルプ組合長は、同じようなことは以前にも行われたと強調し、「小店舗の権利を守り関係者の注意をひくために同じような行動を続けます」と話した。
ドアに黒い花輪を置かれたスーパーのオーナーのギュルテキン・ゲンジェル氏も新聞記者らに対して、これは「安っぽいショー」であると話した。ゲンジェル氏は、「間違った方向に反発の矛先を向けています。我々はアンタリヤの地元資本によって設立された会社です。このため我々に対してではなく、外国資本の会社に対してこうした態度を示す必要があります」と話した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:21228 )