アフメト・チュルク民主市民会議(DTK)議長が訪問したアールとドウバヤズトでデモ隊と警察が衝突する事件が起きた。デモ参加者は軍宿舎に投石し、警官に火炎瓶を投げた。
アフメト・チュルク議長はウードゥルから今日、陸路で移動してアール県ドウバヤズト郡で行われた会議に参加し、役所前で演説を行った。アフメト・チュルク議長がクルド語で演説を行った後、同地を離れると、郡で混乱が起きた。約100人のグループが、ルフク・バシュカヤ通りに位置する機械化歩兵旅団司令部の宿舎に向かって投石した。デモ参加者はその後、郡知事府の庭で警官に対しても石を投げて攻撃した。機動隊はデモ参加者達に対し催涙スプレーと放水で対応した。約30分続いた衝突の末デモ参加者達はちりぢりになって姿を消した。
ドウバヤズトからアールに来た、民主市民会議のアフメト・チュルク議長、アイセル・トゥールク副議長、平和民主党(BDP)のギュルテン・クシャナク議員、ペルビン・ブルダン議員、ヌリ・ヤマン議員、スッル・サクク議員らを、今度は約1000人の人々が出迎えた。十字路で待ち構えていた地元の住民たちはしばしばスローガンを叫んだ。アフメト・チュルク議長は選挙車カーに乗って住民に挨拶をし、クルド語で演説を行った。演説後50人がポケットから石を取り出し、スローガンを叫びながら警官隊の前を歩いた。デモ参加者は火炎瓶と花火を手に、周囲を一瞬にして衝突の場へと変えたが、警察が即座に応戦した為通りに逃げた。事件に関係して多くのデモ参加者が逮捕されたと報じられた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:熊谷沙織 )
( 記事ID:21237 )