カルス「醜悪」彫像の彫刻家、「告訴する!」
2011年01月26日付 Radikal 紙


彫刻家メフメト・アクソイは、彫像の撤去の決定に対して告訴し、施行停止を要求していく述べた。

彫刻家のメフメト・アクソイは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「醜悪」と称し、取り壊しを望んだ自身が製作したカルスの「人類愛の碑」について、ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首と面会した。アクソイ氏は彫像の撤去の決定に対して告訴し、施行中止を要求していくと述べた。

メフメト・アクソイ氏はクルチダルオール共和人民党党首と党本部で面会した。氏は面会後、ANKA通信に彫像の件に関して、クルチダルオール党首は開口一番に報告を求め、またこの件に関してクルチダオウル党首に考えを述べたことを発表した。アクソイ氏はクルチダルオール党首が彫像の取り壊し反対に関して自身と全く同じ考えであったと述べた。

アクソイ氏は、彫像の取り壊しやカルスからの撤去の決定に対して反対であると語気を強め、記念建造物高等委員会が彫像に関する権限をカルス市に付与したことは法的にみても自分たちには不利ではなく、反対に有利であると述べた。また氏は、記念構造物高等委員会が彫像の撤去決定に対し法的手段に訴え、その施行停止を要求していくと述べ、さらに裁判はトゥルグト・カザン弁護士が担当すると明らかにした。

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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:21271 )