補助金の廃止によってガソリン消費量が減少したことをうけ、昨日より石油化学施設でのガソリンの生産が正式に停止した。
一方で秋のガソリン配給量が段階的に削減され、また他方では補助金廃止法が施行されたことにより、以前は1日約6600万リットルであったガソリンの平均消費量が1日約5500万リットルにまで減少している。
現在、石油精製施設におけるガソリンの生産量は日に約4500万リットルであるが、今年のファジル10日間〔革命記念日の前夜祭にあたる2月1日からの10日間のこと〕以降は、国内の石油精製施設のガソリン生産最適化プロジェクトの完了により、ガソリン生産量は少しずつ増え続け、1日に200万から300万リットルの増加が見込まれている。そして5ヶ月ほどで1100万リットル、1390年のシャフリーヴァル月の末〔=2011年9月下旬〕頃までに2000万リットルの増加が予定されている。
国内のガソリン消費の減少と石油化学施設でのガソリン生産によって、現在貯蔵タンクには十分な量のガソリン備蓄があり、長期にわたって国内の需要に応えることができるまでになっている。
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( 翻訳者:長島太郎 )
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