ボドルム国際病院院長のユスフ・ババイイト氏は、最近若者の間で広まっている「気絶遊び」が非常に危険であり、麻痺や死といった結果につながる可能性があると述べた。
ボドルムにおいて最近若者の間で危険な遊びが広まっているのが明らかになった。若者らの「気絶遊び」の様子は、動画共有サイトYou Tubeで公開され、見た人たちをぞっとさせている。3~4分地面に向かってかがんだのち体を起こし、喉の動脈を締め付け、脳に酸素が行かないようにして気絶させるという遊びが原因で、2週間で4人が入院した。
気絶させられた後、意識が戻らなくなった4人の若者は、運び込まれた私立病院で治療を受けた。危険に気付かない若者たちの一部が、カフェテリアや路地で遊んで楽しんでいる「気絶遊び」であるが、その様子をドアン通信の記者らも目にすることとなった。友人らによって気絶させられた20歳のK.Ö.は、8分間も意識が戻らなかった。好奇心から遊びを見ていたボドルム在住のある外国人が、「イマームが気絶した」と冗談を言うと、みな一斉に笑った。ボドルム国際病院院長のユスフ・ババイイト氏は、若者の間で急速に広まっている「気絶遊び」が非常に危険であると述べ、以下のように続けた。
「そもそもこれを「遊び」ということは正しくありません。喉の動脈が締め付けられることで脳が酸素不足になった結果現れるこうした状態は、死や部分麻痺のような結果をもたらす可能性があるのです。」
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( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:21298 )