情報相「アリーモハンマディー暗殺事件でのモサド関与について新しい手がかりを入手」
2011年01月27日付 Mardomsalari 紙

情報相は、殉教者アリーモハンマディー暗殺事件に関わった一部の「騙された人々」に、モサドとCIAが関与・支援していたことを示す新たな手がかりを入手したと発表した。

 ホッジャトルエスラームのヘイダル・モスレヒー情報相は火曜日夜、〔‥‥〕メフル通信とのインタビューにおいて、「時のイマームの無名の戦士たちの調査によって、これらの抑圧諸国の手先どもが我が国の核の専門家を暗殺するために用いたすべての策略が特定された。近々、この件に関して朗報を国民にお伝えする予定である」と述べた。

 同氏は、「残念ながら、モサドやCIAなどの諜報機関は、国内にいる一部の騙された人々を悪用し、彼らを全面的に支援することで、自らの禍々しき策をわが国で実行したのだ」と付け加えた。

 情報相はまた、リーギーのテロ組織〔=ジョンドッラー〕の活動について言及し、「リーギー一味は、モサドやCIA、英国情報局といった諜報機関の後ろ盾を得ている。この一味は、〔リーダーが処刑されたからといって〕破壊行為を放棄するような組織ではない」と述べた。

 モスレヒー情報相は続けて、「幸運にも現在、偽善者どもによるテロの動きは全て、わが国の情報治安部隊によって完全に監視されている」と強調した。

 同氏は、わが国の情報機関の成功は、国民の協力の賜物だとして、「国民の情報提供と協力によって、テロ活動や抑圧主義諸国によるその他の破壊活動に関して、良質の情報が我々にもたらされた。それが成功につながった」と付け加えた。

 情報相は、「現在のきわめて敏感な状況にあって、反乱〔※2009年大統領選後の騒乱こと〕というこの悪しき現象にわれわれはどのように対抗してきたのか考えるに、まさに人民の参加・協力こそ昨年デイ月9日の英雄的偉業〔※〕を生んだのであり、彼らの熱烈なる存在が敵を撤退させたのである」と指摘した。
〔※2009年12月30日に行われた体制支持派による官製デモのこと。アフマディーネジャード支持派は、このデモが反政府デモを潰えさせた決定的な契機になったとして、「デイ月9日」を記念日として扱っている〕

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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:21368 )