【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会議員らはハミード・ベフバハーニー道路運輸相への問責を行い、投票によって同氏を罷免した。
ジャーメ・ジャム・オンライン記者の報告によると、今日の国会の議題にベフバハーニー氏への問責が上り、6人の国会議員が問責理由について詳細を説明した。しかし、問責に対して自らを弁護するためにベフバハーニー道路運輸相と大統領が国会議事堂内に現れることは、ついになかった。
結局、問責投票は秘密投票により、投票用紙を用いる形で行われた。国会に出席した242名の国会議員のうち、234名が投票に参加、147名が問責を支持する投票を行った。また、9名が無効票、78名が問責不支持の投票を行った。こうして、ハミード・ベフバハーニー氏は罷免されることとなった。
国会議長は公開で行われた本日の国会で、道路運輸相が国会に現れなかったことを批判し、「ベフバハーニーの国会欠席は、違反行為だ」と述べた。
「政府は、本日問責が行われるとは考えていなかったのではないか」と強調したベフルーズ・ジャアファリー議員(セミーラム選出)の指摘に対し、アリー・ラーリージャーニー国会議長は、政府の行為は法律違反だと述べ、「問責は無効だなどと言う権利は、政府にはない。問責が無効であるかどうかは、国会が言うべきことだからだ」と述べた。
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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:21419 )