国軍総司令官「侵略者の手は叩き切る」
2011年02月06日付 Jam-e Jam 紙

 イラン・イスラーム共和国軍総司令官はバフマン月19日〔2月8日〕の「空軍の日」に際して発表した談話で、「陸海空の三部隊は、国土の一体性を保全するためならば、いかなる侵略者の手も、イスラーム祖国の聖域に伸びる前に叩き切るつもりだ」と強調した。

 イラン国営通信によれば、アターオッラー・サーレヒー少将はこの談話の中で、さらに「国軍は革命の成果を守り、陸海空の三領域を防衛するためならば、一時たりともためらうことなく、侵略者の手を国の聖域に伸びる前に叩き切る所存だ」と指摘した。

 バフマン月19日は国軍航空部隊の隊員や航空技術士官(ホマーファラーン)らが1357年〔1979年〕に、イスラーム革命の偉大なる創設者である亡きイマーム〔・ホメイニー〕に忠誠を誓った歴史的記念日である。
〔※訳註:ホマーファラーンとは、王制時代のイランで国軍航空部隊のエリート技術士官を務めた軍人たちのことで、革命の過程で王制に反旗を翻し、亡命先のフランスから帰国したばかりのホメイニーに忠誠を誓い、革命の成就を決定づけた。革命に参加し、ホメイニーに忠誠を誓ったシャーの軍組織を象徴する存在として語られる〕

Tweet
シェア


関連記事(フィールーズアーバーディー軍統合参謀長「外国艦船のペルシア湾への往来は、われわれのコントロール下にある」)
関連記事(アフマディーネジャード、ガズヴィーンで演説「陰謀を企てる手など腕から切り落としてくれる」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:松村すみれ )
( 記事ID:21449 )