オジャラン逮捕12周年、ハッキャーリで抗議デモ
2011年02月14日付 Radikal 紙

アブドゥッラー・オジャランがケニアで逮捕されトルコへ移送されてから12年目を迎え、抗議活動として、商店はシャッターを閉め、PKK支持者は警察と衝突した。

アブドゥッラー・オジャランが1999年2月15日に逮捕されトルコへと移送された節目の日を迎えて、昨日ユクセコヴァで事件が発生し、今日(14日)は商店が店を開かなかった。

シェムディンリ郡では当直薬局とベーカリー以外のすべての店がシャッターを閉めていた。ハッキャーリと周辺の郡では「2月15日警告」のため警備部隊が対策を強化した。

オジャランのためにシャッターを閉める抗議活動が行われたハッキャーリのユクセコヴァ郡において、ジェンギズ・トペル大通りでは、昼頃、あるグループが集会を行った。デモの参加者たちは、今日も道にバリケードを作り火を焚いた。警察は、オジャランのためのスローガンを叫び、シェムディンリへ向かって行進しようとした群衆に許可を与えず、参加者を解散させるため催涙ガスと高圧放水で介入した。ユクセコヴァ郡では4名のデモ参加者が逮捕され、現在も騒動は続いている。

■ハッキャーリでも抗議活動

ユクセコヴァ郡で抗議デモが続いているころ、ハッキャーリでも群衆がブルヴァル通りで集会を行った。2月15日に関し記者会見を行うために行進するグループに対し、警察が介入した。記者会見を行うために集まった約2000人の人々は、役所前を目指して行進を行おうとした。しかし、警察はグループの解散を求め、行進を認めなかった。この間、警察が催涙ガスと高圧放水を用い、デモ参加者らは投石で抵抗した。

街の中心部で、あちこちに散らばっていったグループと警察との間で緊張が続く中、平和民主党(BDP)のファドゥル・ベディルハノール市長、同じくBDPのオルハン・コパラン県知事を含む約300人は役所の前で記者会見を行った。会見でコパラン県知事は、警察の行動を批判した。知事は、デモ行進に対する警察による激しい介入に触れて、この行動を非難すると述べ、「首相はエジプトの国民に民主主義を求めているのに、トルコ国民には求めていません。まず自国民に、ハッキャーリの人々に民主主義を求めてください。今日までクルド人は不当な立場に置かれてきました。圧力や拒絶、虐殺政策にも屈しませんでした。今後も屈することはありません。会見がまだ行われていないうちから、警察がこのように激しく介入を行っていることを非難します」と述べた。

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:21503 )