リビアから主要道路でエジプトのアレクサンドリア市に来た248人のトルコ人がリビアでの出来事を語った。トルコ人救出者は、「我々を部族が守ってくれた。反政府デモ隊らはトルコ系の会社を略奪した」と述べた。
救われたトルコ人の一人、ムスタファ・ギュネイ氏は、何があったのかを説明するのはとても難しいと述べた。ギュネイ氏は、「我々は追われるように逃げた」という。
女性や子供を含むトルコ人避難者へのアレクサンドリア・ブルジュ・エル・アラブ空港での手続きは続いている。トルコ人らは空港で待機しているトルコ航空機で17時にイスタンブルに発つ予定。
4歳の娘とリビアのベイダ市から来たというェイマ・エルドアン氏は、ベイダ市での反政府デモはとても恐ろしく、時おり爆発音が聞こえたと言った。
チュニジア国籍からトルコ国籍に国籍変更をしたエミネ・セミゾール氏も、「あの都市は最悪だったが、今はほっとしている」と言った。
トルコのアレクサンドリア総領事のセミフ・ルトフィ・トゥルグト氏も、非常に困難な交渉を経てトルコ人同胞をアレクサンドリアに連れてくることができたと述べ、「トルコ人らの中に負傷者はいない。ただ事件発生以来寝ていない者や、3,4日間寝ていない者がいる。エジプトに避難し少し休むことができた。我々も疲れたが、疲れただけのことはあった」と言った。
リビアからのトルコ人の救出に関し、リビア側での作業をとりしきったMRA建設プロジェクト会社社長のファズル・アフメト・カラカヤ氏は、「事件が発生した初日から道路は封鎖された。我々はリビアにいる友人の援助で、安全な時間内で国境へ到着することができた」と語った
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( 翻訳者:藤永巌広 )
( 記事ID:21601 )