キャンパス内にスタバ、マクドナルド・・・学生運動の拠点中東工科大、陥落
2011年02月23日付 Radikal 紙


中東工科大陥落?

何年も前にキャンパスへのマクドナルドの進出を許さなかった中東工科大(ODTÜ)で一つの時代が幕を閉じようとしている。スターバックスとバーガーキングがキャンパスに出店する。

1968年から今日に至るまでアンカラにおける学生運動の拠点である中東工科大学(ODTÜ)内で一つの時代が終わろうとしている。同大では長きにわたり、世界展開するファーストフード・チェーン店がキャンパスに出店することを学生達が認めてこなかったが、世界的なコーヒー・チェーン店であるスターバックスの支店が昨日オープンした。次は、バーガーキングがオープンする予定である。1997年にキャンパスに出店したマクドナルドは、学生たちの反発を招き短期間で閉店した。

オープン初日は数時間のみ開店し、飲食物を宣伝のため無料で振る舞った。中東工科大支店の店員は、学生がまだ店舗に立ち寄っておらず 主に大学職員に販売したとし、「学生はまだ来店していませんが、割引クーポンを配布したり、彼らが来店するよう活動しています。我々はマクドナルドの件は知っていますが、彼らに対して行われたような反発が我々に対して行われないと信じています」と話した。

スターバックスの次は、ファーストフード・チェーン店のバーガーキングが数日以内に同大キャンパスに支店をオープンさせる。現在、改装工事中であるバー ガーキングは近日中のオープンを予定している。キャンパスの学生寮が集まる区域近くにオープンする店舗は、中東工科大ショッピングモール内にある。

これらの世界展開するチェーン店が同大キャンパスに出店することに対し、学生たちも行動を起こしている。バーガーキングの出店に協力的な学生や否定的な学生は、Facebook上に立ち上げたコミュニティを通じて自分たちの主張を展開している。

中東工科大では、1997年12月4日にマクドナルドの支店がオープンしたが、数年で閉店に追い込まれた。これには、2001年の経済危機によるという説や、学生や教員の抗議に屈したという説がある。しかし、1989年から今日までPizza Hutのキャンパス支店に対しては学生の反発は起こっていない。

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( 翻訳者:丸山 礼 )
( 記事ID:21611 )