■産業鉱物資源相「地中海のガス田開発は最優先事項」と語る
2011年3月3日『アル=アハラーム』
【ヤースィル=マフラーン】
エジプトのマフムード・ラティーフ産業鉱物資源相は石油・ガス開発分野への迅速な投資の継続についてエジプトに展開しているイタリアの半国有石油・ガス会社Eni(エニ)社のアドリアーノ・モンディニ社長と協議した。また、その協議では地中海深海で発見されたガス田開発の諸計画の実行についても話し合われた。昨日[2日]の協議にはエジプトで操業している複数の国際石油会社の社長らも同席した。その目的は原油と天然ガスの現在および将来の産出量を見積もることであった。
ラティーフ大臣は「エジプトで操業する複数の国際企業との協調分野は次の段階において両者の経済的相互協力の観点において発展をとげるであろう。」と語った。また、同大臣は相互の信頼、合意の遵守を強調した。また、アドリアーノ・モンディニ社長によれば、石油とガスは問題なく産出しつづけるという。同氏はエジプトでの彼らの操業の歴史は50年以上続く活動に支えられていると指摘した。特に、調査・開発全体の合計は180億ドルに達し、今年中に合計額のうちの約10億ドルの投資を目標としていると語った。
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( 翻訳者:松尾愛 )
( 記事ID:21690 )