バフマン月24日の暴動で殺害された殉教者ジャーレの殺害犯はすでに特定:情報相
2011年02月24日付 Jam-e Jam 紙

情報相は、サーネ・ジャーレ氏を暗殺した犯人らを特定したことを明らかにした。

 ジャーレ氏は、バフマン月25日〔2月14日〕の暴動の過程で、銃弾を受けて殉教した26歳の大学生である。反乱を起こした反体制派は、ジャーレ氏が自分たちの仲間であったかのように喧伝しようと、躍起になっている。

 ファールス通信の報道によると、ヘイダル・モスレヒー情報相は、サーネ・ジャーレ氏の殉教は、反革命分子の仕業によるものだと指摘し、「この事件に関わっていた者たちはすでに特定されており、この件について必要な措置もすでに講じられている」と語った。

 閣議に出席した同相はその傍らで、バフマン月25日の暴動にはまさに反革命分子が加わっていたと指摘し、次のように付け加えた。「偽善者たち〔※通常、反体制組織のモジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)を指す〕も、この日の事件に積極的に参加していた。この2つの集団〔=MKOと反革命分子(ここでは2009年大統領選挙の不正を訴える人々)〕は共謀して、以前からマークしていた人物を暗殺したのだ」。

 情報相は「殉教者ジャーレを暗殺した者たちに関しては、必要な措置がすでにとられており、今後の措置については後日、国民の皆さんにお知らせすることになろう」と語った。

 モスレヒー氏はまた、サーネ・ジャーレ氏の経歴について、「この人物が宗教的な家庭に生まれ、コーランを完璧に暗記するほどコーランに親しんでいたことを示す、相当量の情報をわれわれは確保している。偽善者たちや反革命派が言っているようなこと〔=サーネ・ジャーレは自分たちの仲間であったという主張〕は、まったく正しくない」と語った。

 同氏は、殉教者サーネ・ジャーレ氏の暗殺によって目論んでいた目的の達成に、反革命派が失敗したことについて指摘した上で、「もちろん反革命派は彼の家族をそそのかして騙そうと最大限の努力を行ったが、失敗に終わった。敬虔な彼の家族も、偽善者たちと一緒にされることに、うんざりしていることを表明している」と語った。

Tweet
シェア


関連記事(国会、暴動の指導者たちに対する裁判を要求)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:渡部智士 )
( 記事ID:21693 )