来週は、3月寒波―イズミルにも降雪予報
2011年03月04日付 Milliyet 紙

トルコ全土で3月の第2週は大雪、吹雪、嵐となる予想だ。イスタンブルのボスフォラス海峡では降雪し、気温は-2℃となり、風速は80km以上となるだろう。

国家気象総局のメフメト・チャーラル総局長は、週のはじめから気温が大幅に下がると述べ、北東からの暴風と降雪に関して国民に警戒を促した。
チャーラル総局長は国家気象総局で行われた記者会見で来週の気象予想を発表した。
チャーラル総局長は、週の始めからの気温が大幅に低下すること、特に月曜、火曜、水曜には自家用車での外出を控え、公共交通機関を利用するよう呼び掛けた。

さらに総局長は、月曜日はマルマラ地域を筆頭に西部地方で、火曜、水曜にはトルコ全土で気温が大幅に(8~10℃)低下し、マルマラ地方、エーゲ地方、西部黒海地方では日曜夜から強風となり、特に月曜日、火曜日は「北東の暴風」が吹く恐れがあると述べ、この北東の暴風による大幅な気温低下と、降雪による悪状況に対する注意を呼び掛けた。

メフメト・チャーラル総局長は、来週の気象予報を次のように伝えた。

「トルコ全土で3月6日の月曜日以降、地中海中部上から移動してくる低気圧の影響を受ける。マルマラ地方、エーゲ地方、アナトリア内陸地方、黒海中西部地方、アナトリア東部・南東部地方の西部地域で降雨となる。アンタリヤ、ウスパルタ、ブルドゥル周辺地域では、激しくなるとみられる降水が一般的に雨や、豪雨の形で、また夜間からエディルネ、クルクラーレリ、テキルダー、ボル、ビレジキ、キュタフヤ、カスタモヌ周辺地域では雪交じりの雨か雪が予想されている。

■3月7日月曜日 

この降水システムにバルカン半島からの寒気が加わることにより、西部で大幅に(8~10℃)気温が低下する。この気温低下に伴い、イスタンブル、コジャエリ、サカルヤ、ドゥズジェ周辺地域で激しい雪交じりの雨や雪、黒海西部沿岸、黒海中部で豪雨や雪交じりの雨、地中海沿岸(アンタリヤ、メルスィン、アダナ、オスマニイェ、ハタイ)で豪雨が予想されている。風は、月曜日に特にマルマラ地方、エーゲ地方、西部黒海地方で北東の暴風(風速80~100キロメートル/時間)となるだろう。

■3月8日火曜日

トルコ全土で続く降水は、寒冷化に伴い北部・内陸部・東部で雪となって降り続くだろう。降雪は、特にイスタンブル、コジャエリ、サカルヤ、ブルサ、ヤロヴァ、ビレジキ、ドゥズジェ、ボル、アフヨン、ウシャック、キュタフヤ、ウスパルタ、ブルドゥル、ハッキャーリ周辺地域で激しくなるだろう。南部ではアンタリヤ、ムーラ、メルスィン、アダナ、オスマニイェ、ハタイ周辺地域で豪雨が予想されている。

■3月9日水曜日

全土で続く降水は、寒冷化に伴い北部・、内陸部・、東部で雪となって降り続くだろう。降雪は特に、イスタンブル、コジャエリ、サカルヤ、ブルサ、ヤロヴァ、ビレジキ、ゾングルダク、カラビュク、カスタモヌ、シノップ、バルトゥン、ドゥズジェ、ボル、アンカラ、チャンクル、エスキシェヒル、カフラマンマラシュ、アドゥヤマン、ディヤルバクル、バトマン、マラトゥヤ、エラズー、トゥンジェリ、ビンギョル、ビトリス、スィイルト、シュルナク、ハッキャーリ周辺地域で激しくなるとみられる。南部ではアンタリヤ東部の郡部、メルスィン、アダナ、オスマニイェ、ハタイ周辺地域で豪雨が予想されている。

降雪は木曜日、金曜日には内陸・東部地域で続く見込みである。」

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( 翻訳者:吉岡春菜 )
( 記事ID:21712 )