イスタンブルで雪、でも学校はいつも通り
2011年03月07日付 Yeni Safak 紙
イスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル県知事は、北東からの暴風が、特に深夜には風速80~100km/hに達するだろうと述べ、「役所全体で天候を注視していきます」と述べた。
ムトゥル知事は、バクルキョイ区警察署の犯罪防止・装甲車班本部において、殉職した警察官ムスタファ・ユルテル氏の葬儀に参列した後、今後数日間のイスタンブルの天候に関する発表を行なった。
ムトゥル知事は、「役所全体で天候を注視していきます。特に今日の夜遅くから、北東からの暴風が猛威をふるい風速80~100km/hに達するでしょう。明日、イスタンブルは寒波の影響を受けるでしょう」と話し、イスタンブルがこの悪天候により損害を受けないようあらゆる対策を講じたと述べた。
またムトゥル知事は、「イスタンブル県は、この寒波に対しどういった対策を講じるべきか理解しています。我々も公的機関としてあらゆる準備を行ないますが、市民のみなさんには是非次のことをお願いしたい。やむをえない場合を除いては、できる限り自家用車の使用を控えること、基本的に自家用車では出かけないこと、公共交通機関を利用すること。さらに車にはチェーンをつけ、輪止め、牽引ロープといった道具を必ず積んでおかなければなりません」と述べた。
知事は、現在、降雪はチャタルジャで始まり、イスタンブル全域に影響を与えるのは夜になるとし、次のように話した。
「被害が大きくならないことを祈っていますが、最悪の事態を想定し備えなければなりません。一般の釣り人や未熟な漁師は、この天候に対する必要な対策を行ない、適切な場所で待機しなければなりません。我々はこうした対策をみなさんと共有したいと思っています。我々も災害対応センター(AKOM)と連携しながら天候を注視します。
今の段階では、学校を休みにしたり、障がい者に対する追加措置をとったりすることは予定していません。明日以降、どの程度の影響を受けるのかを見て、必要ならば、直ちに追加措置をとります。」
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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:21765 )