セイエド・アフマド・ハータミー「EUの制裁を受けて、むしろ光栄だ」
2011年03月05日付 Jam-e Jam 紙
テヘラン臨時金曜礼拝導師のセイエド・アフマド・ハータミー氏は、最近ヨーロッパ連合(EU)がイラン人80名を制裁リストに加えたことについて触れ、「こうした制裁は、〔われわれにとってむしろ〕名誉であり、光栄だ」と述べた。
イラン国営放送報道センターの報道によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのハータミー氏はテヘランでの金曜礼拝の説教第二幕のなかで、「この〔ヨーロッパの〕愚か者たちは、よく覚えておけ。イマームとイスラーム、そしてコーランの子らは、カネで買収されることもなければ、脅迫に怯えることもない、ということを」と付け加えた。
同氏はさらに、次のように述べた。「制裁リストに加えられた人々には、小生をはじめ、人民に奉仕し寄り添ってきた人々が含まれている。このリストにいる80人全員、特にアーヤトッラー・
モハンマド・ヤズディーやアーヤトッラー・
メスバーフ=ヤズディーはこのような人物だと確信している」。
同氏は、制裁者側が海外口座にあるこれらの人々の資産没収を発表していることについて指摘し、次のように述べた。「〔‥‥〕私たちはお前たちの銀行に用はないし、お前たちの国に旅行するつもりもない。小生は、神への冒涜にまみれたお前たちの国で一生安楽に暮らすために、イスラーム的イランで過ごす1時間を犠牲にするようなことはしない」。
ヨーロッパ連合は先週、88年〔西暦2009年〕の選挙後の事件で、〔大統領選挙の無効を訴える〕「緑の運動」への敵対的対応〔=弾圧〕に関わったとして、我が国の関係者80名に制裁を加えていた。
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( 翻訳者:八十嶋彩子 )
( 記事ID:21777 )