契約軍人制、はじまる
2011年03月10日付 Hurriyet 紙

契約による兵卒、上等兵の雇用と、高等軍事評議会 (YAŞ)の決定または裁判所の監督のない手続きでトルコ軍から追放されたものに対して年金の受給権、ないしは公務員への採用と認める法案が、国会本会議で承認され、法制化された。

この法によれば、小卒以上で、兵役を兵卒、ないしは上等兵として終え、除隊後3年以内で26歳以下のトルコ国籍者は、契約制の兵卒となることができる。

また、以下のことが条件となる。
・何らかの公的権利剥奪の処分を受けたことがないこと
・(執行猶予措置や、恩赦の対象となっていたとしても)国家の安全保障に対する罪や、兵役忌避奨励の罪に処されていないこと。

業務上過失以外の罪で、1カ月以上の懲役に処されたものや、身辺調査で不適切な結果のでたもの、身体検査や口頭試問の不合格者は、兵卒・上等兵にはなれない。軍事学校やトルコ国軍から、いかなる理由にせよ、追放措置を受けたものも、兵卒して採用されない。

契約兵卒への志願者は、まず、事前契約をし、軍人としての教育をうける。この教育で十分な成績を治めたものは、3年以上4年以内の期間で契約を結ぶ。それに続く契約は、1年以上3年未満を条件に、満29歳になる年の12月末日まで延期することができる。
(後略)

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:21788 )