第二次改革派政権〔=第二次ハータミー政権(2001〜2005)〕で副大統領〔※文化遺産観光庁長官を兼務〕を務めたセイエド・ホセイン・マルアシーが、政治・文化・社会活動を禁止された。
ニュースサイト「ジャハーン」によると、昨年エスファンド月〔2010年3月ごろ〕に革命裁判所によって一年間の裁判官の裁量(タアズィール)による禁錮刑を言い渡された彼は、刑期を終えてエヴィーン刑務所から釈放された。
〔※訳注:タアズィールは矯正を目的とした裁判官の裁量のことで、マルアシー氏は2009年の大統領選挙後、政治犯の拘置に反対するデモを呼びかけたとして、反政府的な扇動を行った罪で有罪判決を受けていた。〕
裁判所の出した判決文によると、彼は政治、文化、社会活動を行うあらゆる政党及び団体に参加することを禁止されている。
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( 翻訳者:神田浩輝 )
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