シュルナク県ジズレ郡で行われた平和民主党(BDP)の「市民による抵抗」運動には約8千人が参加し、ジズレ―イディル道に座りこみ、道路を約6時間塞いだ。夕方、あたりは騒然となった
シュルナク県ジズレ郡で行われた平和民主党(BDP)の「市民による抵抗」運動には約8千人が参加し、ジズレ―イディル道に座りこみ、道路を約6時間塞いだ。この抗議活動中、50人からなるグループは商店や警察に火炎瓶とロケット花火で攻撃した。警察も放水と催涙ガスで対抗すると、その場は一瞬にして戦場と化した。
平和民主党の呼びかけで昨日13時からジズレ郡のイディル交差点に集まり始めた人たちは、道路に座りこみをした。平和民主党の支持者たちは保安隊のあらゆる警告にもかかわらず抗議活動を続け、約6時間道路を塞いだ。
平和民主党シュルナク選出のハスィプ・カプラン議員は夜に現場を訪れ、党の支持者に向けて演説を行った。カプラン議員は、抗議活動を終わりにするよう呼びかけ、平和民主党の群支部の前に建てられた「民主的な解決のテント」に向かうよう求めた。座りこみをした大勢の集団はこの呼びかけにこたえ、民主的な解決のテントへ向かって歩き始めた。党の支持者たちがテントに入った約2時間後、抗議活動が行われた場所にバリケードをはり、道路を塞いだ約50人のあるグループは、一部の職場を火炎瓶で襲撃した。職場で起きた火事はなんとか消火された。同グループはその後もロケット花火で警備に当たる警察に攻撃した。警察の放水と催涙ガスによる対抗によりその場は一瞬にして戦場と化した。
ジズレのヌル地区・ジュディ地区の脇道での衝突は約1時間半続いた。保安隊はデモ参加者たちによりふさがれたイディル道を再び交通に開放した。保安隊と非合法のデモを行った集団との衝突は夜23時まで続いた。一方、先週スィロピ郡で起こった事件の中で平和民主党イスタンブル選出セバハト・トゥンジェル議員が殴ったシュルナク警察署のムラト・チェティネル保安部隊長は、ジズレ郡での事件においても保安隊の派遣と統括を担った。
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:21960 )