2カ所で地雷爆発、7名負傷―緊張高めるPKKのテロ戦略
2011年04月04日付 Zaman 紙
6月12日の選挙を前に、緊張を高めようとするテロ組織PKKによる、ハッキャーリ県とシュルナク県の地雷爆発の結果、兵士7名が負傷した。PKKの、選挙前に行おうと考えていた(テロ)活動を含む「カオス・プラン」は、先週中に解読されていた。
■シュルナク、反逆者の罠:兵士6名負傷
この事件で、士官2名と軍警察の上級軍曹4名、計6名が負傷した。
事件について参謀司令本部は公式サイトで声明を発表した。これによると、イディル郡マーアラ軍警察署近郊で活動中、仕掛けられた手製の地雷が爆発、士官2名と軍警察の上級軍曹4名が負傷した。負傷した兵士らは、病院に搬送され手当てを受けたが、命に別条はないと発表された。また、事件に関して行政・司法による調査が始められたことも明らかとなった。
■チュクルジャでも地雷爆発
一方で、ハッキャーリ県チュクルジャ郡でも軍事車両通行中に発生した爆発により、兵士1名が負傷した。
テロ組織PKKメンバーによってウズムジュ村とカラタシュ村の境界付近の道に仕掛けられていた地雷が、軍事車両通行中に爆発した。爆発により、身元不明の兵士1人が負傷、現場では広域捜査が始められた。
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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:22033 )