エネルギー天然資源相、「原発建設交渉は、日本への配慮から一時中断」
2011年04月10日付 Zaman 紙

エネルギー天然資源省相タネル・ユルドゥズは、日本で起こった地震災害に配慮し、原子力発電所の建設に関する交渉期間を延長すると述べた。

エネルギー天然資源相タネル・ユルドゥズは、アブドゥラー・ギュル大統領のカイセリ・エルジエス・スキー場でのプログラムの前に、ミラダ・デル・ラゴホテルで記者たちに会見をした。ユルドゥズ大臣は、日本での状況を受けて、建設を予定していた原子力発電所が交渉期限の点で影響を受けたと述べて、「日本大使からのメッセージによると、議論のために時間がほしいとのことだった。日本側には、私たちがこの状況にたいへん同情しているということを伝えた。私達は、相手への礼儀から、交渉期間の延期を決めた。恐らく1、2カ月はかかるだろうと思う」と続けた。

また、黒海での石油の採掘は休みなく続いていると述べたユルドゥズ大臣は、「私達は黒海の5、6箇所で調査を続けている。いくつかの会社は活動を続けている。現在、石油が見つかったと言うことは時期尚早だ。そこで石油がどんどん出てこないうちは、見つかったとはいえない。調査は続いている。現在はまだ、私たちは石油を見つけたとは言えない。我々は、いつでも透明な形で世論に発表するよう努めている。私達は、具体的な結果だけをみて行動している。信じて希望を持って調査を続けている」と話した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:22088 )