【ジャーメジャム・オンライン】複数の通信社が報じたところによれば、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりも学識・地位的にワンランク下のイスラーム宗教指導者に対する尊称〕のヘイダル・モスレヒー氏は、最高指導者が同氏の情報相辞任に反対したことにより、情報相として留任することになった。
ファールス通信によると、複数の政府系ウェブサイトがホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのヘイダル・モスレヒー氏の情報相辞任〔の申し入れ〕をアフマディーネジャード大統領が承認したと報じたが、その後、ハーメネイー最高指導者が同氏の情報相辞任に反対したために、情報相として留任することになったという。
これにより、モスレヒー氏は今後も情報相としての職務を続行する予定だ。
またイラン学生通信も、ヘイダル・モスレヒー氏の情報相辞任への最高指導者の反対を受け、同氏は今後も情報省で自らの職務を続行する、と報じた。
さらにメフル通信もこの報道を確認したうえで、大統領がモスレヒー氏の辞任を受け入れる決定を下したことに、革命最高指導者が異を唱えたことで、同氏は情報相に留任することになったと報じた。
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( 翻訳者:神田浩輝 )
( 記事ID:22247 )