アマスヤ県タシュオバ郡で、役所のスピーカーよりイェシルユルト村を代表して羊飼い募集のアナウンスを行ったフィクリ・シェイハン村長は、「家畜の世話を行う羊飼いを月給1500リラ(約7万5千円)で募集しています。食事つきで住居も提供します」と述べた。
タシュオバ郡から18Km離れているイェシルユルト村の人口は約450人、インフラの問題はない。同村では家畜の世話をする羊飼いがいないため、住民は郡中心部の役所のスピーカーから羊飼い募集を告げる妙案を思い立った。シェイハン村長が村民を代表し役所を訪問、1日に3度アナウンスを行っているが、近郊のトカット県エルバア郡でも同じアナウンスを行っていると述べた。シェイハン村長は退職した教員でもあり、ここ2、3年来家畜の世話をし、放牧してくれる羊飼いがいないことをこぼしながら、以下のように続けた:
「村で牧畜業は衰退している。約200頭の家畜が存在する一方、村民の半数は国外かまたは他の都市で居住している。家畜の世話を行う羊飼いを募集することにしたので、アナウンスを行っているのだ。応募者の中から1名採用する。応募条件は動物が好きなこと、それだけである。住・食込みで月給1500リラを支給する」と述べた。
シェイハン村長によると、(採用される)羊飼いは夏季6ヶ月間働き、(その間)村で家族と暮らすことができる。
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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:22260 )