カルスにある「人類愛の碑」の取り壊し作業で、二体ある彫像のうち一体の解体が始められた。作業では最初に彫像の頭部が切断され、本体から取り外された。
エルドアン首相がカルス訪問中に「醜悪」と評した「人類愛の碑」の撤去のために、昨日開始された作業が今朝6:30頃に再開された。8人のアヴシン建設の作業員らは、二体の人型の彫像から成るこの碑のうち城側にある像の頭部を切断し、クレーンを用いてそれを像本体から取り外した。彫像の頭部は一台のトラックに積まれ、自治体の倉庫に運ばれる予定であった。しかし頭部は用意されたトラックに収まりきらず、彫像のある場所への大型トレーラー(TIR)の派遣が要請された。作業員らは、解体された頭部は大型トレーラーに積まれ、自治体の倉庫に運ばれる予定であると述べた。解体作業中、機動隊の隊員が警備にあたった。
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( 翻訳者:藤永巌広 )
( 記事ID:22280 )