首相用の選挙バスに銃弾、警官1名死亡
2011年05月04日付 Radikal 紙


エルドアン首相の選挙集会の警備の為、カスタモヌに行っていた警官隊が、アンカラへ戻る途中、襲撃に遭った。速報によると警官1名が死亡、1名が負傷。

選挙運動の為カスタモヌを訪れたエルドアン首相は、各種開会式のあとナスルッラー広場で演説を行った。集まった約1万5千人に語りかけたエルドアン首相は、会合のあとヘリコプターでアマスヤへ向かった。

選挙集会の警備のためにアンカラからカスタモヌにいった党関係者と警察はアンカラへ戻るところだった。17時15分頃、ウルガズ山のふもとを通った一隊をテロリストが手榴弾と自動小銃で襲撃した。首相専用バスの警備を行う警察車両に爆弾の一つが当たり火を噴き、警官たちはテロリストに応戦した。テロリスト側の銃弾によってカスタモヌ警察の警官1名が死亡し、1名が負傷して病院へ搬送された。

■捜査を開始

現時点で入っている情報によると、カスタモヌ‐チャンクルを結ぶ幹線道路を25キロほど行ったウルガズ山ソウクス地区では、首相車列の護衛車が襲撃されたことを受けて軍の対策チームが捜査を開始した。
警官1名が犠牲になり、1名が負傷した今回の事件の実行犯を拘束するため、地区では包囲網が敷かれた。現地に派遣された対策チームは地区への出入りをチェックしている。

■犠牲者の名前が明らかに

カスタモヌで首相の警備にあたっていた警官隊に対しライフルで銃撃が行われた。テロリストが放った銃弾で、カスタモヌ警察所属の警官が犠牲になった。犠牲になったのは、レジェプ・シャーヒンさんであることが明らかになった。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:22367 )