バーレーン政府が在マナマ・イラン大使館に勤務する二等書記官を国外追放したことに対して、イラン外務省のペルシア湾・中東局長は駐テヘラン・バーレーン公使を呼び出した。
テヘランで唯一のバーレーン人外交官である同公使はペルシア湾・中東局長に呼び出され、イラン・イスラーム共和国の外交官に対して根も葉もない嫌疑をかけていることに関し、我が国の強い抗議が伝えられた。
ペルシア湾局長はこの面会において、今回のバーレーンの措置に対して対抗策を講ずる権利がイラン・イスラーム共和国には残されていることを強調し、市民の要求に対するバーレーン政府の不正なる対応を厳しく批判した。
同局長はさらに、「バーレーン市民を弾圧するために外国軍を自国に入れることは、バーレーンが抱える問題の解決に寄与しないばかりか、バーレーンの国内問題を地域全体の問題にし、状況を複雑化させている」と語った。
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( 翻訳者:渡部智士 )
( 記事ID:22376 )