ハータモル・アンビヤー部隊司令官「制裁は部隊の活動に影響しない」

ハータモル・アンビヤー建設部隊の司令官は、「西洋諸国による制裁はハータモル・アンビヤー部隊の活動に影響しない」と語った。

　ハータモル・アンビヤー部隊司令官のロスタム・ガーセミー革命防衛隊准将は昨日、同部隊と大統領府科学技術局、ならびに国家エリート財団との間で交わされた相互協力合意文書に署名をした。この署名式典の傍らで行われたイラン国営通信（IRNA）との会見のなかで、ガーセミー准将は西洋による制裁に効果はないと強調した上で、「国の才能豊かな精鋭部隊を活用することで、重要な国家プロジェクトを加速度的に推進させる能力が、この部隊にはすでに備わっている」と付け加えた。

　同司令官は、アメリカを筆頭とする西洋諸国が同部隊に対して制裁を科している理由について、イラン・イスラーム共和国が成し遂げてきた広範囲にわたる進歩と能力を、西洋諸国が直視することが出来ないためだ、とした。

　同氏はその上で、「だからこそ、西洋諸国は全力を尽くして、これ〔＝イランの進歩〕にストップをかけようとしているのだ。にもかかわらず、彼らは自らの目的を達成できずにいる。専門的能力に長けた責任感の強いイランの人材は、進歩の階段を一つずつ着実に踏破することに成功しているのだ」と述べた。

　IRNAの報道によると、ハータモル・アンビヤー建設部隊と大統領府科学技術局、ならびに国家エリート財団の間で交わされた相互協力合意文書では、同部隊は国の選ばれし有為の人材の発掘・教育・活用に尽力する義務を負うという。

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（翻訳者:田村佑輔）
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